2011年3月26日土曜日

3.11

約2週間ぶりの更新になります。



3月11日の朝、ネットのニュースで地震のことを知った。
そこから一週間、それまで以上に自分が日本人であることを意識し、
本当に誇りに思うと同時に、今の自分の状況からはほとんど何もできないことを思い知ったり、
自分がすべきことは何なのかを考えてみるものの、
頭の中にあることに心の部分が付いていかなかったり。
色々な気持ちが渦巻いていた。

今回、「留学生」として思ったことを少し書いておきたい。


まず思ったこと。
海外に出ることは、大きなリスクを背負うことでもある。
おおげさじゃなく、いざというとき、日本にいる家族や友達のそばにいられないかもしれない。
もちろん日本国内にいても、それは同じこと。
でも、距離的な問題以上に、国境をまたいでいることの壁がある気がした。
こっちのメディアではセンセーショナルな報道がたくさんされていた。
でもそれはあくまで「外国」で起こっていることについての記事。
明日何が起こるか分からない。
どんなに大きな夢を持って海外に出たとしても、
そこの部分はきっと変わらない事実として背負ってなきゃいけない。
海外、国内の線引きをする時代ではないと言われればその通りだと思うし、
日々感じていることでもあるけれど、
でも、ここは日本じゃない。ここから見た日本は、外国。

地震があった日
被災していない私が言ってはいけないことなのかもしれないけれど、
それでも、みんなと一緒に地震を体験していたほうが良かった、と思った。
こっちに来てから一番強く、日本に帰りたいと思った。
どこを歩いていても、学校でも、電車の中でも、
周りが自分を見ている時、「日本人だ、かわいそうだ」と思って見ているのかな、と感じたりとか。

学校でも、日本人の留学仲間、フランス人と一緒に、募金活動をした。
先生や友達、会う人会う人に「家族や友達は大丈夫だった?」と聞かれ、
皆が心配してくれた。

今、学生の立場で、しかも海外から、できることは多くはない、
今一生懸命勉強して、それを将来に活かすと考えた方が結果的に復興への貢献になるんだ
という考え方は正しいと思う。
でも正直なところあまり気持ちがついていかなかった。
他の日本人留学生たちにとってもそうだったのかもしれない。
今は、学校でも、直後の一週間のように、何を見ても何をしても地震のことが頭を離れない、
という状態ではなくなった。
余震もなく、停電もないこの場所だからこそ、わずか一週間で、
起こっている出来事が自分の身に迫っているような感覚が薄くなったのかもしれない。
実際は、日本では、3.11は現在進行形の出来事で、
今この瞬間も、原発の現場で戦っている人がいて、
被災地で寒い思いをしている人がいる。
そういうことを考えさせられる機会が、やっぱり日本にいる場合と比べたら多くはない。
繰り返しになるけれど、それが、海外で暮らすっていうことなのかもしれない。


それでも、日本人が苦しんでいると思うことは、自分にとっても辛いこと。

こうした感覚をここまではっきりと覚えたのは初めてだったかもしれない。
辛さ、とはいっても、実際に体験している人たちのものとは比べようもないのだろうけれど。
3.11は、日本人にとって、日本にとって、
時代の転換になると言われているよう。アメリカにとっての9.11のように・・・
日本にいなかったけど、それでも当日から一週間くらいまでの感覚はそれまでに経験したことの
ないものだった。
この出来事を永く心に留めておけること、それが自分にできること。

世界中で本当に大きなニュースとして報じられていたようだ。
フランスでも、Le Mondeでは5日間1面で地震、Tsunami、原発問題が報じられていたけれど、
今の一面はリビアへの英米仏の軍事介入。
フランスが先頭を切って始めた介入。自分の国に関係があることだから。
当たり前のことだけど、
それはいざというとき大きな精神的な距離になるんだと感じた。

自分の根っこを意識したのが今回の留学生活だった。
3.11はそうした意識を確固たるものにした気がする。
日本のために、という視点を持った人、
日本の未来を真剣に考える人でありたいと思う。





交換留学も、あと残すところ2カ月足らず、授業自体はあと1カ月強。
帰国準備のことも考え始めている。
これまで過ごした期間を思うと1か月2カ月って短い気がするけど、
長期休みのときと同じくらいの時間でもあるわけだから、
意識次第ではけっこう長いのかも!という期待も込めての目標:


ー最後の”つめ”をちゃんとすること。
ー計画性! 

”その場所で全力を尽くせない人は、どこにいっても全力を尽くせない”
逆に、その場所を自分なりに楽しめる人は、どこにいってもそうできる、はず。
いつもいつも全力で、というのは難しいことだけど、
弱く、すぐに逃げてしまいたくなる自分と、せめて
真摯に向き合い残りの時間を過ごせればと思う。

2011年3月10日木曜日

Vacancesと、これから。







 












久しぶりの更新になります。

一週間のバカンスを終えて、今は課題に追われる日々笑

↑の写真は、オーストラリア人の友達2人と、3泊4日で行ってきたコペンハーゲン。
寒かったけど、思い出深い旅になった。あんまり写真をとらなかったんだけど、
シンプルで、美しい街並みがとても印象的だった。
観光客もそれほど多くなくて、レストランやバーはどこも地元の人でいっぱい。
つまりはあんまり観光を意識した街ではないと思うんだけど、デンマーク人の生活をちょっと垣間見れた気がしたのも楽しかった。
2人の友達と色んなことを話せたのもすごく良い思い出になった。



授業はあと2カ月でおしまい。
最近は、学期が終わった後のことを考えてちょくちょく動いたりしている。
なんだかややこしくてめげそうになるけど笑
これから何がしたいのか、この留学で得たかったもの、実際に得られたもの、
これから得られそうなもの、難しそうなもの、自分に足りないもの、
気が付くとそんなことを繰り返し考えている。
ネットニュースもMixiもFacebookもある今、一年間で完全に浦島太郎に・・ってことはないし、
家族とも友達ともわりと頻繁に連絡を取ってる。
そんな今、留学の一年間で、もといた場所を離れて、自分がちょっとでも収穫だったって思えることは、
この先どのくらいの意味を持ってくれるんだろう。
今は、帰国した後少なくとも留学前に自分がイメージしていた道をそのまま目指そうとすることは
ないのかな、と思っている。
こんなふうに生きていきたい、っていうイメージが、まだ漠然としてはいるけど
留学前から変わったのを感じる。

つらつら書いたけど、明日の発表の準備(まだまだ終わってない・・OMG)に戻ります。