2011年2月11日金曜日

Pour le moment

気が付いたら2月も10日。
全部の授業が始まって、だんだん新しいリズムにも慣れつつある。

前にも一度載せたけれど、今学期の授業は5つ。
ちなみに先学期の授業は(いまさらですがw)
・Espace Mondial 世界空間(大講義とゼミ)
・Histoire des idées politiques 政治思想史(大講義とゼミ)
・société civile et ses médias 市民社会とメディア
・フランス語
・英語

今学期は、
・Hisoire et droit des États 国家の歴史と法(大講義とゼミ)
・Realités internationales 国際関係の現実(大講義とゼミ)
・Conflit et développement 紛争と開発
・Théorie du patriotisme パトリオティズムの理論
・フランス語
という感じで履修中です。
今学期は、「国家」が自分のテーマ。

と言ってみたものの、難しい。。
未だに大講義は授業中に理解できないし、ゼミでも他の子の発表が分からないことが多い。
先学期の一番の反省に、「大講義はじめ、分からない授業をそのままにしてしまったこと」がある。
とりあえず目先の課題に取り組んでいるうちに、一学期が過ぎてしまった気がする。

特に履修者の多い大講義に関しては、E-coursという授業をWeb上で見られるシステムがあるので、
今学期はちゃんとそれを活用しつつ、頑張ってみたい。
とはいっても、先学期と比べて一つ語学でない授業が増えたこと、先学期に比べて授業の課題文献が多いこともあり、全部をかっちりとこなすのは量的に厳しいので、2週間授業を受けてみて頑張りたいと思った、「国家の歴史と法」に一番重きを置きたいと思う。
これは大講義+ゼミ、の週2コマの授業。
私たち留学生は、現地の2年生と一緒に授業を受けているのだけど、これはその2年生の必修に当たる授業。
主に「国家」発祥の地であるヨーロッパで、それがどう形成されてきたかを歴史的に見ていくっていうもの。



「国」っていう枠組みそれ自体に興味を持つようになったのは、留学の1学期間を経たからこそ、なんだと思う。学校では留学生として、街では外国人として生活して、前よりも自分のアイデンティティを意識するようになった気がする。
ツイッターでもつぶやいていたけれど、こっちに来て、自分は日本人、変えようもなく、日本人なんだ、と思うようになった。生まれて、人生の大半をそこで過ごして、家族も友達もそこにいて。確かに問題もいっぱいあると思うけど、無条件で好きな場所。だから、「日本のために」「日本人として」等,将来のキーワードに「日本」を入れたいと思うようになった。

そのこともあり、他の理由もあるけれど、去年書いたここしばらく考えてきた道を、その通り進もう、目指そうっていう気持ちは、今の時点で強いものではなくなったのが正直なところ。。
じゃあどうする?って聞かれた時にはっきりとした具体的な答えがあるわけじゃない。
「日本を良くしたい」という言葉はさすがに漠然とし過ぎているかもしれないけれど、でも自分の関心がそちらに向いてきたことは確かだと思う。
逆に、前に魅力を感じていた、"国境を越えた人道的な目的”、もちろん今の世界に存在するものだと思うけれど、私個人が何かをしていくときの一番の目的にはなり得ないんじゃないだろうか、と感じている。
ここまでの生活で、自分は、自分が思っていたよりもずっと日本という国に結びついてるんだって思わされた。 あと半年で、何か変わるのか。どう変わるのか。
一方で、10年も20年もここに住んだとしたらまた違うのかもしれないな、とも思う。




話が飛んだけれど、授業のことを書いたので、学校についても少し。
パリ政治学院、通称シアンスポは5年制。1年次で方法論、2年次で留学生と一緒に社会科学、国際関係などなど、幅広く勉強。パリ「政治」学院だけれど、2年生&留学生は文学や音楽等、人文科学系の科目も履修することができる。日本の大学で言う教養課程に近いものがあるかもしれない。
そして3年次に、全員が海外に留学ORインターン。4,5年で専門に分かれてマスター・・という、ユニークなカリキュラムが採られている。
この「国家の歴史と法」、歴史と法、と名前は付いているけれど、完全に歴史学、あるいは法学、というわけではない。こういう、○○学の授業、じゃない、分野横断的、独創的な授業が、少なくとも2年生&留学生用の授業としてはとても多い印象。それはこの学校が研究者を育てる学問の場というより、実務家を養成する場所として成立した(今でも卒業生の大多数が実務の世界に出ているという)ことも大きな理由の一つなんだろう。学問を「手法」として、実際の社会で、世界で起きていることを読み解こうとするっていうことなんだろう(と勝手に解釈w)。


2月、学期終了後の過ごし方について具体的に考え始めたりもしたい。
何人かの人に、折り返しを過ぎてからの留学は本当にあっという間だよ、と言われて、
どんなもんかな~と思ったりしているけれど、実際あっという間なんだと思う。
最近は、前みたいな焦り方をすることが少なくなった気がする。腹をくくれてきた、というかw
それでも、私は日本に何を持って帰れるんだろう、と思ってこわくなってしまうこともある。

このブログには、内面的なことをけっこう書きたいままに書いている。人に伝えくて書いている内容もあるけれど、書くことで自分自身の気持ちを整理したい、あるいは単純に記録しておきたいと思っている部分も多い。
最近思ったこととして、(気が早いけれど、)留学を終えて帰国したら、自分が1年間に体験したこと考えたことを他の人に伝える目的のもとで、ある程度ちゃんとした形で残せるものを作れればとちょっと考えたりしている。

最後に。
遅くなるとは思うけれど、書きたいこと:
・去年から先月にかけていくつか行ったパリの近郊の町のこと
・去年のクリスマスについて(←さすがにおそいw)
・モロッコ旅行
(・学校生活?)
(・余暇・・映画とか美術館?)

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